Small checker v-neck
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本日は、2017s/s新作商品から
以前にご紹介した長袖と同様のスモールチェッカーを半袖のV-ネック仕様にした
Small checker S/S V-neck をご紹介致します。
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1PIU1UGUALE3 : Small checker v-neck
cord : MRT080 COT177
size : Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
price : ¥15,000+TAX
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コーマ糸を使用したリンクス編みにより
表面の凹凸感と光沢と強度を備えた素材を使用したカットソーコレクション
インナーに最適な丸首ロングスリーブと襟幅を太めに設定したVネック半袖を用意
糸を作る紡績工場のなかで綿花のなかに含まれる夾雑物や
短い繊維を除去する工程にカード工程とコ-マ工程がある
コーマ糸とは短繊維でカード糸に対する言葉でカード工程
(長さの短かい繊維の除去と繊維を平行に引き揃える工程)の後
さらにより短かい繊維の除去と繊維の平行度をより良くする為に
コーマ(comb 櫛の意味)と言う機械を通して紡績したコットンの細番手高級糸のこと
こうする事で締まった糸になり中の繊維の平行度が増して糸の切断強度も上がる
繊維の均一度を上げる工程で糸を均一にする為に
短い繊維をさらに除去するため歩留まりが悪くなり
当然高価になるが糸むらが少なくなり光沢も増し強度もアップする
30 , 40番手の糸にはカード糸とコーマ糸の両方があるがそれ以上の細番手はコーマ糸のみである
combed yarnとの英語表記でも分かる通りくし(comb)けずった糸ということ
ニットには大きく分けて緯編み(横編み)と経編み(縦編み)があり
横編みは編目が横方向に連続して出来た編地でセーターのほとんどがこの編み方
また横編みの中には丸編みという編み方もあり
Tシャツなどのカットソーにはこの丸編みで作られた生地が使われることが多い
丸編みは螺旋状に連続したループによって円筒状の編み生地を編むことができる
それに対して縦編みは縦方向に連続した編目を作り出す編み方で
織物にも近いハリ・コシがあり安定した編み地を作ることができる
リンクス編みは両頭針を使いダブルシリンダーで編み
1コースごと表目と裏目が交互に出る編み方で横方向よりも縦方向の伸縮性が大きい
またシルケット加工を施しているため適度なハリ感と光沢感もある
シルケット加工とは綿糸または綿布を緊張下で
水酸化ナトリウム濃厚溶液で処理したのち水洗することにより絹様の光沢を得る加工法
日本では19世紀末(明治30年頃)、この方法で加工した綿布が輸入され
シルク(絹)のような光沢があるという意味でこれをシルケットとと呼ぶようになった
1844年にこの原理を発見したイギリスのマーサーJ.Mercerの名前をとって,
マーセリゼーションmercerizationと呼ぶほうが国際的である
デイリーに着用するカットソーだからこそ素材感に拘った仕上がりである
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